みなとみらいから程近い、ディープな飲屋街、『野毛小路』。まずお店を紹介する前に、野毛についての説明を少々。横浜エリアにお住まいの方は馴染みがある場所だか、あまり聞いた事がない方の為に。みなとみらい、ランドマークタワーなどのおしゃれスポットの最寄り駅として有名な、桜木町駅からほど近い野毛小路周辺エリアが通称野毛。昭和な雰囲気を残すディープな飲屋街である。一歩足を踏み入れると、ノスタルジックな外観の飲み屋が軒を連ねる。
バー、イタリアン、和食、寿司と多種多様な飲食店が密集していて、ハシゴ酒にはうって付けの町である。一軒だけ行くのはもったいないので、メインとサブで3,4軒ハシゴするのがおススメだ。因みに筆者は1軒目で、よくこの蛙之介を使わせてもらっている。
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野毛SNS映えナンバー1 蛙之介
まずここに行ったら殆どの人が頼んでいるメニューがある。どこもかしこもスマホで撮影会が始まる始末だ。それもそのはず、何と洗面器でお酒が運ばれてくるからだ。
その洗面器というのが、レトロな銭湯でお馴染みのケロリン桶だ。鮮やかな黄色の桶に真っ赤なロゴでケロリンと印刷された桶だが、誰もが一度は見た事があるだろう。
ケロリンは鎮痛剤として昔からあるそうだが、最近はあまり聞かなくなってきた。一応調べてみると、まだまだ現役で販売されていたので、知っている人は知っているのかもしれない。ケロリン洗面器でオーダー出来るのは、サワーやハイボール、酎ハイなどがある。洗面器からひしゃくですくって、お揃いのケロリンコップで飲むというのがここの定番スタイル。大勢でワイワイ言いながら飲めるのでそれだけで楽しい気分にさせてくれる。
人数が少ない人用には、取っ手が付いた洗面器で飲むケロリンジョッキもあるので、そちらもおススメだ。これのおかげか店内は若い女性グループや大学生らしきグループが多い。皆こぞってスマホ片手に楽しんでいる。
インスタグラムで蛙之介を検索すると見事にケロリンだらけなので、興味ある人は見てもらえば楽しいそうな雰囲気は伝わると思う。
ケロリンだけじゃない!名物メニュー。
蛙之介はケロリンだけじゃないのが人気の証だ。今回は、筆者が行けば必ずオーダーするB級グルメなメニューを紹介したい。まず1つ目は…
半熟たまごとソースが絶妙。お菓子感覚で食べる「たません」
えびせんに半熟に焼いた、たまごを挟んで食べるスタイルのたませんだが、これが本当に美味しい。単純なレシピのはずなのに、クセになる。毎回3つはオーダーするハマりようだ。
お飲み焼き?とん平焼き?箸で巻いて食べる箸巻き
見た目はお好み焼きで、箸に巻いてあるとん平焼きの様なメニュー。味もソースとマヨネーズの味付けなので間違いない旨さだ。
それ以外にも、居酒屋定番メニューの焼き鳥や、揚げ物系、刺身などバラエティーに富んだ品揃えでメインのお店として活躍してくれる。ただ気をつけてもらいたいのは土日祝日となると、行列が出来る程の人気店なので、行く前に電話で空き確認をしておいた方が良い。行っても入れない、なんて事はざらにあるので、行くなら平日が狙い目。もしくは最近オープンしたばかりの田園都市線の溝の口にある2号店なら比較的土日でもすんなり入れる事もあるので、そちらに行ってみるのもおススメだ。
大衆酒場 酒に呑んでメシ食って蛙之介 野毛店
神奈川県横浜市中区宮川町3-71
[月~金] 16:00~25:00[土・日] 13:00~25:00
大衆酒場 酒に呑んでメシ食って蛙之介 溝の口店
神奈川県川崎市高津区溝口2-13-8 第7マルティビル 1F
[月~金]16:00~翌1:00
[土・日]13:00~翌1:00
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